映画”ふたりのトスカーナ”を見て(超お奨めの映画です!)

トスカーナの美しい景色と第二次世界大戦の末期という時代を背景にした、2人の孤児となった少女の物語です。制作年度は2000年。その頃もかなり厚生労働省や都知事の推薦で宣伝をしたようですが、わたしは今日まで見たことがありませんでした。ケーブルテレビのビデオのリストの中に”イタリア映画”を発見して、見てみたというわけです。

素晴らしい映画でした!本当にお奨めできます。これは、実話を元にしたストーリーですが、涙あり、笑いあり、驚きありで、子供達の世界が描かれていって、最後のほうで、戦争の悲しい現実と直面することになります。


監督:アンドレア・フラッツィ/アントニオ・フラッツィ 原作:ロレンツァ・マゼッティ

映画の大半は、2人の姉妹が両親を亡くして、叔母さんのところへ引き取られて、最初はとまどいながらも、段々友達も増え、環境にも慣れ、のびのびと子供らしく幸せな日々を送る様子を描いています。しかし、時代は第二次大戦の終わりの頃で、時代が子供達の生活にも無影響なわけはありませんでした。幸せな生活は最後の四分の一くらいで急転換して、悲しいエンディングとなります。やはりここでも、ナチスドイツの残忍さが一気に善人な人々の生活を、ユダヤ人だというだけで、破壊してしまうのです。


子供達の世界や色々なことを経験しながら、成長していく様子は実によく描かれてます。そして優しくて美しい叔母さん(イザベラ・ロッセリーニ)やちょっと不思議なところがあるけれど魅力的な叔父さん(ジェローン・クラッベ)、その他の周囲の人物も(によく描かれています。そして、2人の子供達の事態に対するリアクションも興味深いです。それに、映画の背景が明るい光に溢れたトスカーナの自然。これがまた本当にきれいです!光溢れる美しい映画になっています。ちなみに、この映画を制作したのは、Istituto Luce (光研究所)という名称です!


原題が、”Il cielo cade!" (空が落ちてくる!)なのですが、これはこの姉妹の上のベニーがトスカーナの学校で初めて書かされた作文で書いた言葉なのです。映画のストーリーそのものにはあまり関係ないですが、これが映画と原作(ロレンツァ・マッツェッティ)の題になっています。もっとも、ベニーはこのために、宗教教育が十分ではないと、学校の先生に思われてしまいます。この頃は学校でカトリックを教えていたんですね。日本でも昔は修身という科目があったのと同じようなものでしょうか?


いずれにしても、ストーリー、映像の美しさ、考えさせられるテーマとすべての点で、本当に良い映画です。是非ご覧ください。

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