イタリア留学のはずが実は強制奴隷労働のような、ある日本人女性のミラノ生活!

わたしの住んでいるアパートに2ヶ月間だけの予定で、日本人女性が入居しました。彼女は、もともと日本でも、皮細工のお仕事をしてきた人で、イタリアで新しい技術を学ぼうとやってきました。たった2ヶ月間でも、イタリア留学をしてきたという箔をつけるために来たそうです。

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その実態は、まさに強制労働のようでした。着いた翌日から、工房で夜7時ごろまで働き、その後は帰宅時間は9時半、10時、10時半とどんどん遅くなっていきました。そのうえ、月末の締めまでにやらなくてはならない仕事があるそうで、皮工房のオーナーから頼まれて、最初の土日は全く休みなしで、9時頃まで働きました。

もともと体は小さく、細い骨組みの彼女はますます細くなってしまいました。なにせ、夜10時半に帰ってきても、疲れきっていて、料理を作る気力も食べる気力もなくなってしまっていたからです。知り合いの知り合いが工房をやっているイタリア人を紹介してくれたとのことですが、働いても報酬はもちろん全くありません。2ヶ月間ですから、ビザなしの観光客ということになっています。でも実態は、奴隷のような労働です。

それでも、毎日学ぶことがあって、楽しいなら一生懸命頑張ればよいでしょう。でも、彼女は特に学ぶような新しい技術はなさそうだと言っていました。もう帰りたいとも言っていました。ただ、英語もイタリア語も話せない彼女は、毎日倒れそうになりながらも、まじめに通い続けています。(イタリア語でも言い方は教えるとわたしは言いましたが。)

わたしともう一人のインド人の同居人は、倒れても、会社が助けてくれるわけでもないし、自分の身は自分で守るしかないのだから、彼女も色々理由をつけて、夕方帰らせてもらえるようにすればよいと私たちは言いましたが、まじめな彼女の性格ではう嘘を言うのは難しそうです。疲れから病気にならなければよいのですが。オーナーと彼女のほかに二人工房で働いている人がいるそうですが、彼らはいつも6時半ころには帰ります。


彼女の前に、同じ部屋に住んでいた中国人の22歳の子も今ベルリンでひどい目に会っているそうです。面接のときは、ほんとうに優しかった女性の上司が、彼女にランチタイムに外に食べにいくことを禁じ、夜もドイツ語学習のために早く帰らせてくれるように言うと、ドイツ語を勉強する必要はないと言って、毎日遅くまで働かせるそうです。

彼女は、イタリアでデザインの学校を卒業して初めての仕事なので、インターンシップ(tirocinio)またはスタージュといって、全く無料または信じられないような低賃金でで数ヶ月間働くこどになっています。(最初は無料だったのを、200ユーロもらえる話になったそうです。)

オマケに、イタリアから10箱分の荷物をベルリンまで、イギリスの運送会社に依頼して(400ユーロ)運んでもらったそうですが、その会社が今になって、荷物が多すぎたから、追加分470ユーロを払えと言ってきたのです。払わないと、倉庫に入っている彼女の荷物は運んでもらえません。

まさに、泣きっ面に蜂の状態でしょう。いままで、イタリアでは友達に囲まれて、午後2時頃に起きていた彼女は、今言葉も通じない、友達も知り合いもいない異国の街で上司から毎日こき使われているのです。

二人とも、自分の体が壊れる前に、逃げ出す勇気を持つことが必要だと思います。さて、これからどうするのでしょうか?

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