ナポリのゴミ問題はまだ未解決!!実は16年前からあったという驚きの事実!!

今週の月曜に、ヨーロッパユニオンの視察団がナポリのゴミ問題の視察のために現地を訪れ、ナポリのゴミ問題の状況は2年前と変化していないとの内容のレポートを発表したとのことです。

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イタリア第3の大都市であり、世界的にも有名な本来は美しい街が、現在街の中には300トンのゴミ、周辺には600トンのゴミで埋まりそうになっています。視察に来たECの代表もここでは、ゴミ処理のシステムが全く機能していないと言ったそうです。

何週間か前は、ナポリのゴミ捨て場の前でゴミを捨てに来るトラックの前に立ちはだかって、抗議行動をするナポリの住民の様子を毎日のように各チャネルが報道していました。どうして、住民が新しいゴミ捨て場に反対するのでしょうか?

イタリアでは日本のように、ゴミ焼却場は一般的ではなく、生ゴミ、可燃ゴミ、不燃ゴミ全部一緒くたにして、ゴミ捨て場に捨てるだけでした。当然、ゴミ捨て場はすぐ一杯になります。ゴミ捨て場の周りは、悪臭ばかりでなく、周辺の畑で採れた野菜に基準以上の有害なものが含まれていたり、病気の発生率が高いとのことです。

でも、ゴミ捨て場の使用に反対しても、ゴミをどこかに捨てないわけにはいかないので、ナポリの街の道路や公園、あらゆるところに住民がゴミを置き、その臭いや散らかりようは相当ひどいようです。

ゴミは以前からマフィアの大事なビジネスの一つでした。とくに有毒な工業廃棄物の処理をマフィアが得意としてきました。企業は本来なら処理費用が膨大な有害、有毒廃棄物を安く処理してくれるマフィアに以前から委託してきました。

マフィアは、それをどう処理してきたのでしょうか?マフィアは、同時に土木工事や建物の建築もまともな企業とは比較にならないほど安く、引き受けてきました。その二つの事業はとても都合よく行えました。

なぜなら、有害ゴミを道路工事や建物の建築の際の土台部分に使ったりして、ゴミ処理をすると同時に建築資材の節約にもなってきたのです。前回お話したロバート・サビアーノの番組でこの具体的な証拠を挙げていました。

彼によると、ゴミ問題はもう16年まえから存在し、政府はもう7回、ゴミ問題は解決したとの宣言を出したのに、全く解決していないとも言っていました。政府も企業も破格な低価格でサービスを提供するマフィアを長年利用してきたので、マフィアが結果的に潤い、勢力を伸ばすのに力を貸してしまったのです。

南イタリアのあちこちに、マフィアが有害有毒ゴミを廃棄した場所が存在するし、海外(特にアフリカ)にも存在するそうです。また、古い船にゴミを積み込んで、悪天候による難破を装って、ゴミを処理し、同時に船舶保険から莫大な保険金を手に入れるということも何度があったようです。全く恐ろしい話です。

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