生活して感じたイタリアとスペインの違いとは!?人、言葉、街、食べ物、生活、似ているが微妙に違う!

スペインの人たちもそれなりにお洒落ですが、センスが良いかというとちょっと疑問です。ド派手な衣装を女性は好むようです。特にそれを感じたのが、教会での結婚式のミサです。ミラノで友人の結婚のミサに出席したとき、ペルー出身の女性が胸の大きく開いたド派手な帽子つきドレスで登場し、ちょっと度肝を抜かれました。彼女はいつも派手なのですが、ミサまでとはと思いました。が、ここセヴィリアのミサでは女性たちは皆そんな服装をしています。胸を強調し、かつミニスカートでボディコンなのです。

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わたしが始めて学んだ英語以外の外国語はスペイン語で、初めて行った外国はスペインでした。でも、8年前に初めて訪問したローマとベネチアが気に入ってしまって、それからイタリア語を勉強し、2010年には学生ビザを取ってミラノに1年間語学留学しました。現在では、イタリア語のほうが単語力も文法力も上です。イタリア語を勉強し始めたころは、スペイン語の影響を指摘されましたが、スペインに住む今はイタリア語の影響を指摘されます。どちらかが母国語なら、はっきり区別ができるのでしょうが、わたし(日本人)にとっては、この二つの言語はとても似ていて無意識に混ざってしまうのです。

スペインに来て3週間経った今は、日常生活でよく使う単語はスペイン語のほうが先に頭に浮かびますが、それ以外はイタリア語が出てきてしまいます。イタリアに後1週間で戻りますが、最初の数日間はスペイン語の影響で苦労することでしょう。スペインで会ったイタリア人はほぼ全員かなりぺらぺらとスペイン語をしゃべっていました。多少の訛りはあっても問題なく通じてしまうのです。似ている単語も多いですが、中には全く異なる単語もあるので、たまに通じないこともあります。

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イタリアで住んだのは北部のミラノ、そして今スペインで住んでいるのは南部のセヴィリア。イタリアとスペインの違いもありますが、北と南の違いもあります。同じ国でも北と南では自然、風景、食べ物、言葉、人々の慣習も大分異なります。北のほうは、スイスやドイツに近くなります。働き者で、収入も多く、学歴も高く、アジアへの関心も高く旅行好きです。南は失業率も高いですが、収入も低く、海外旅行をするほどの余裕がありません。でも、夜更かしでナイトライフを楽しむというか、明け方3時ころまで平気で毎日のように飲み明かしています。

セヴィリアでカウチサーフィンの集まりを通して知り合った若者たちは、大学を卒業したものの、仕事がないので、インターネットを武器に海外での仕事を探していました。ネットでイギリスやドイツの会社に応募して、スカイプで面接を受けるのです。よって英語は仕事をゲットするには必須で、若者たちは英語を一所懸命学んでいます。だから、Intercambio de las idiomas (語学交換)という集まりが毎週色んな曜日に開かれています。

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食べ物ですが、意外と違います。もちろんセヴィリアにも沢山、ピッツアやイタリア料理のレストランはありますし、スーパーへ行くと基本的なパスタやソースは日本のように買えます。が、イタリアでは各地方、都市に独自なハム、チーズ、ワインが何十種類もあるのに対して、こちらではあまり種類がありません。チーズに関しては日本のようにプロセスチーズのようなものしかありません。ハムは、イタリアの生ハムとは多少異なるハモンセラーノというものがあります。ちょっと切り方が厚めで固め、特にイベリコ豚のハモンが脂が乗っていて美味しいです。

不思議なのは、スペインでは牛乳が冷蔵のコーナーになく、常温保存できる食品になっている点です。もちろん開封後は冷蔵保存ですが、なぜ新鮮な牛乳を売っていないのでしょうか?開封後もイタリアの牛乳は4,5日で腐ってしまうのに対して、2週間でも平気で腐らないのです。保存料でも入っているのでしょうか?それに日本の食パンのようなものも、賞味期限が異常に長いのです。保存料が怖いので、できるだけ新鮮なパンを食べるようにしています。

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スペインではバールの床にゴミが散らかっています。どうもゴミを散らかす習慣は昔からで直す気持ちがないようです。道に犬の糞が沢山落ちている点は、ミラノもセヴィリアも一緒です。そして夜中になるとミラノでもセヴィリアでも水を撒いて、掃除をしています。毎晩です。日本はどうなのでしょうか?イタリアにも狭い路地はありますが、セヴィリアではほぼ全体が狭い路地です。一応歩道らしきものが造ってありますが、ときにはほんの30センチほどの幅しかありません。だから、車が通るときは体を壁に平にくっつけるようにして車を避けるのです。

イタリアにもスペインにも教会は沢山あります。どちらも装飾がすごいです。でもスペインの教会にある十字架では、磔になったキリストの体から生々しく血が流れ表情も苦しげで、いわばエグイです。またマリア様の衣装は非常に豪華というか、華美ですが、涙を流し本当に悲しそうです。ミラノでは、日曜のミサにほとんど行かない人たちが多いですが、スペイン人のほうが(または南の人たち)信心深いような気がします。

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スペインは失業率が高く貧しいから、治安が悪いのではないかとわたしも来る前は心配していました。が、ここにいると治安の悪さは全く感じません。むしろミラノよりも治安はいいです。夜中の1時ころ街を一人で歩いていても、バール(店の外)で飲んでいる人たちがあちこちにいるので、全く怖くありません。スペインは本当に物価が安く、野菜やフルーツなどスーパーの袋一杯に買っても10ユーロ程度です。食品の値段は日本の3分の一程度ではないかと思います。だから、暮らしやすいところです。年金生活者にとってスペインはお勧めの国でしょう。

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この記事へのコメント

まりあ
2015年12月10日 23:46
はじめまして
なかなかイタリアとスペインに暮らして比較したブログを書いていらっしゃる方がいないので、ものすごく参考になります。 
セビリアじゃなくてマドリッドやバルセロナなら道は広いのでしょうね  
私はどちらの国に先に住もうか考え中です。イタリアは各都市魅力があって一つに絞りにくいのです。 スペインなら語学留学でバルセロナとマドリッドに半年ずつ滞在して、バレンシア辺りに住んでみようかと。
2015年12月11日 20:14
まりあ様、コメントありがとうございます。最近更新をしていないので、久々のコメントです。うれしいです。もちろん、マドリッドやバルセロナはセビリアとは全く違います。道幅も広く、綺麗です。でもスペインっぽいのは、断然セビリアです。イタリアでは、わたしは就職の機会が多いかと思ってミラノを選びましたが、ローマが一番楽しいのではないでしょうか?街全体が考古学博物館のようで、色々見学すれば、飽きることはないでしょう。でも、わたしは個人的には中程度の大きさの街が好きです。歩いてほとんど廻れる程度の大きさ(セビリア)程度だと、本当に深く知ることができます。
まりあ
2016年02月08日 03:30
お返事ありがとうございました。今はベトナム旅行から帰っていらしたところですか?
 私も40代後半なので、リタイアメントビザでヨーロッパ移住を考える毎日です。
一応、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、読み、書きは勉強しましたが、聞き取りがまるでできません。
 言いたいことは言えるけど、相手が何を話しているのか推測しかできなくて、英語で言い直されるのも凹みます。
いろんな国に数年ずつ住みたいなぁ!
セビリャやグラナダはこれぞスペインって感じですよね。
大都市じゃなくて地方都市のほうがいいのかもしれないですね。
 できればリタイアメントビザとって料理学校にでも入りたいです。プロになるわけでもなく完全に趣味の域をでませんが。

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