バスを乗り継いで、カナリア諸島のテネリフェを一周8時間!テネリフェは意外に大きかった!No.3

テネリフェ島は真ん中にある富士山級の山テイデ山によって北と南にほぼ二分されているため、空港も北と南にあります。北側は17、18世紀の古く美しい街が点在し、南側は美しいビーチが広がります。わたしのホテルは南側にありましたが、北側も是非行ってみたかったので、どうにかなるだろう的考えで出かけました。

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まずは、一番近くにある大きな街Los Cristianosまでバス。バス停で待っているときに話した人がバスの定期券を買ったほうがいいとアドバイスをしてくれましたが、それが50ユーロと言っていたので、今日1日のためにそれを買うのは意味がないと私は答えました。が、定期を買うのと買わないのでは、バス代が倍ほども違うのでした。それは後でわかったことです。

Los Cristianosも結構遠くてバスで40分くらいかかりました。終点で降りて、バスの案内所に行き、行きたかった街、ラグーナとオロタバへの行きかたを聞くと、直通はないからまず北東にある大都市Puerto de la Cruzへ行き、そこで乗り換えだと言われました。物価の安いスペインとしては驚きの8.5ユーロ払いました。それもそのはず、2時間くらいバスに乗りました。また終点で訊いて、ラグーナまで行きました。今度は1.5ユーロで15分ほどで着きました。

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ラグーナは世界遺産の街です。大学都市でもあって、17,18世紀の建物密集した区域があると聞いていました。降りるとすぐに大学がありましたが、ごく普通の大学で、特別古い建物ではありません。大学構内を突っ切って歴史的地区へ行きました。全体が緩やかな坂道になっています。一番高いところに、コンセプシオン教会がありました。事前に調べた情報では、教会の塔に無料で登れると書いてありましたが、実際は1ユーロの料金がかかりました。確かに上から町全体が見渡せましたが、塔そのものは特に何も見るべきものはありませんでした。

ちょうど家族祭りをやっていて、道には多くの家族が子供たちを連れて遊びにきていました。子供たちを対象にしたショーや遊びのスペースが沢山できていました。が、上から見てもごく普通の街に見えました。そして、メインストリートを歩き、世界遺産のカスコ(家屋の密集地)の場所を尋ねると、”ここ”だと言われました。が、特別街並みが他と違うとも思えず、どうして世界遺産に認定されたのか、理解できませんでした。

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この日は日曜で多くの貴族の家は閉っていました。きっと中を見学できれば、すばらしい家が沢山あるのでしょう。観光案内があったところは、貴族の家のようで、美しい中庭がありました。メインストリートの終点には、Plaza de Adelantadoという広場がありましたが、これもごく普通の広場で特別美しくはありませんでした。

どうして世界遺産なのか全く納得できないまま、この街の観光を終え、ランチを食べて次の街オルタバへ行きました。オルタバは期待通りか、またはそれ以上の綺麗な街でした。日曜の昼下がりで人出は少なかったですが、街並みに品があって、美しいイタリアの街のようでした。島の南側のリゾートは、リゾートにありがちな、安っぽい歓楽街的な建物が多いのですが、北側は雰囲気が確かに違います。

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まず最初に見たのがコンセプシオン教会。コンセプシオンという名称がスペインにはよくありますが、これは懐妊を意味する言葉で、キリスト教ではマリア様の受胎告知や処女妊娠など、とても重要な概念を意味します。街を坂を上るようにして歩いていくと、バルコニーの家がありました。17世紀ごろに建てられた木造の貴族の家で、美しいバルコニーで有名な建物です。1階にはみやげ物屋、2階は貴族の家の内部を見られる博物館になっています。2ユーロを払って中に入りましたが、等身大のちょっと気味の悪い人形が置いてあって、すべてのものはすっかり埃を被っていて、ほとんど見るものはありません。

さて、ラグーナとオロタバと言う北側の二つの街を見学できたので、後は南側に帰るだけだったのですが、これが予想以上に大変でした。もう北側の中央近くにいたはずなので、来たコースを戻るよりも、そのまま同じ方向に回ったほうが、明らかに距離的には近いはずでした。が、バス停で案内の人に訊くと、北東の先端にある大都市Puerto de la Cruzに戻ることを勧められました。

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でもわたしは、戻るのは嫌だから、そのまま反時計周りに行く方法はないかと尋ねました。すると、こんな方法もあるにはあるよという感じで、別の行きかたを教えてくれました。が、実際には乗り換えが3回、その度にバスの乗り場、番号を訊き、待つということを繰り返し、とても疲れました。それに、島の南西部は海岸線にそってカーブの多い山道が続くので距離は短くても時間がかかるのです。最後にホテルにやっと辿りついたときは、本当に嬉しかったです。

結局この日は9時半に出かけ、9時頃帰ってきたのでほぼ12時間。そのうち観光はせいぜい3時間。あとは、バスにほとんどの時間乗っていたことになります。バス代は、全部で30ユーロ近くも掛かってしまいました。乗り継ぎの回数は7回でした。無事ホテルのある停留所La costa del Silencioに着いて、ゆっくりと中華料理を食べました。鳥とキノコの入ったスープと、チャーハンとビールを頼んで、全部で6ユーロでした。もう一皿肉料理を最初は頼んだのですが、あまりに最初の皿の量が多かったので、食べきれないと思い、途中でキャンセルしました。

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翌朝早く、7時半の飛行機でセヴィリアへ帰りました。

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この記事へのコメント

まみ
2013年05月22日 22:50
旅行は楽しいけれど緊張したり大変そうですね。
今ユーロが高いのも気になりますよね。
2013年05月24日 17:31
ええ、旅は楽しいですが、結構大変です。英語のtravelと言う単語は、苦労をする旅行を意味するそうです。ぬるま湯のような日常から離れて、新しい環境の中で色々苦労するのが本当のトラベルなのです。自分からあえて苦労をしにいっているのです。

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