イタリア映画”イル・ポスティーノ”を見ました!

1994年に制作されたイタリア映画です。わたしも以前1回見たことがあったのですが、今回ビデオでもう一度見ました。やはりそのころと今とでは、イタリアに対する興味や理解の程度がまるで違うので、ずっと興味深く楽しむことができました。まず、その舞台となったイタリアのカプリ島にいったことがあります。青の洞窟で有名なカプリですが、島自体も小さいが美しい島です。(写真はすべてカプリ島です。)

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ストーリーは、1950年代の一時期、祖国チリを追われた実在の詩人パブロ・ネルーダが、ナポリ湾のカプリ島に身を寄せた史実にもとづき、架空の漁村を舞台に物語は展開します。以下はWikipediaからの引用です。


イタリアの小さな島に住む内気な青年マリオは、父親から一緒に漁師をしようと言われるが断り続け、文字が読めることから郵便配達の仕事に就く。

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届け先はただ1つ、チリから亡命してきた詩人パブロ・ネルーダの家だけであった。やがてパブロと交流することで、文学や芸術に目覚める。2人はしばしば浜辺で会話し、友情を深めてきたが、ついにパブロの逮捕状が解消され、島を去る日がやってきた。

マリオはパブロの協力もあって島のパブで出会ったベアトリーチェと結婚し、やがて共産主義活動に傾倒してゆく。数年後、パブロが島に訪れたとき、マリオの姿はなかった。共産活動のデモで命を落としていたのだった。パブロは2人の思い出の海岸に足を運び、マリオとの日々を想い、そっと涙を流した。

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実在のノーベル文学賞を受賞した有名なチリの詩人パブロ・ネルーダとの出会いで、島の漁師の息子マリオの人生は一転しました。隠喩という言葉の意味も知らなかったマリオですが、なかなかの文学的センスを実は持っていて、大詩人のネルーダにもアイデアを求められるほどでした。

島一番のセクシーな美人ベアトリーチェと結婚できたのも、詩のおかげでした。ロマンティックな娘のほうが、マリオのつぶやく詩にすっかり心を奪われてしまったからでした。共産主義に目覚めたのも、ネルーダや郵便局の上司からの影響でした。結局彼は、共産党員として命を落とすことになりました。

彼の人生は短かったですが、でも素晴らしい出会いに満ちていて、彼は満足だったのではないでしょうか?ベアトリーチェは、島の食堂兼バールで働きながら、子供を立派に育ててくれるでしょう。
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さて、パブロ・ネルーダですが、彼自身波乱に満ちた生涯を過ごしました。1934年に外交官として赴任したスペインで、社会主義者となり、1945年には上院議員となりました。1948年に当時の政権が共産党を非合法にしたため、イタリアに亡命しました。映画はそのときのエピソードとして描かれています。10年後に共産党が合法的になったので、チリに帰国しました。

1970年にできた初の社会主義政権からフランス大使に任命。翌年ノーベル文学賞を受賞。1972年には、ガンを発症し、チリへ帰国。1973年に社会主義政権が滅びると、次の政権はネルーダを迫害し、ガンは悪化。危篤状態のネルーダは検問で救急車から下ろされ、病院に到着するまえに、亡くなりました。最近になって、毒殺の可能性が指摘され、遺体を掘り出し、調べたそうです。

そんなことも思うと、この映画の面白みは10倍になりますよ。みなさんも、もう一度見ませんか?



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