エオリア諸島のサリーナ島からの船が突如欠航! あわや野宿かと思いきや。2016-17No.4

美しい海を眺めながら楽しくトレッキングして、教会でプレゼペを見たり、バールでお茶を飲んで時間調整をして出向予定の時間の10分ほど前に水中翼船の乗り場に行くと、なんと今朝の強風のせいで、午後便は欠航になったとのこと。他にリパリ島に帰る手段はいのに一体どうする?

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単独や少数人数の旅行者なら諦めて、一晩現地に泊まるしかないでしょう。が、私達は18人の団体です。こういうときこそ、世話役がいてくれてよかったです。待合室で私達が待っている間に、運航会社の窓口の人に本社に電話をかけてもらい、船を出してくれるように言ってもらいましたが、ダメでした。すでに購入してあった帰りの切符を買い戻して、その後小さな船をチャーターしました。その間1時間半ほど差し入れてもらったワイン(プロセッコ)とトスカーナのお菓子でワイワイガヤガヤおしゃべりしてました。運航会社の人も仲間に入って、ピンチヒッターの船が来るまで待ちました。

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そして黒装束のその名もコルボ(カラス)という船長がミラッツオから駆けつけてくれました。多分個人オーナーの彼はこの件で大儲けしました。なにせ、本当は最大で12人しか乗せられないことになっている小さな船に、18人を乗せたのです。人数分のライフベストもありません。完全にネーロ(違法)な仕事です。でも、私たちは大助かり!小さな船室にはろくにスペースがなかったので、操縦室にわたしともう一人の女性は立って船長と20分ほど話をしましたが、とっても面白かったです。

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船にはちゃんとしたレーダーシステムが装備されているのに、船長はそんなものは使わないと言って、港の明かりを目当てに船を操縦しました。照明を消した船からは、ほぼ満天の星が見えました。同じイタリア人同士でも、彼はシチリアの人、彼女はミラノの人なので、発音やしゃべりかたが全然違います。わたしが聞き取れても、シチリア人が質問を聞き直すことが何度もありました。反対に彼の言っていることがよくわからなくて、彼女が聞き直すこともありました。

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彼にはもう一度この船に乗せてもらいました。今回は片道(30分程度)で500ユーロを払いましたが、税金も払わず、大儲けです。その船長がこの時期には船がない、ストロンボリ島まで行かないかと声をかけたので、私たちは話し合ったうえで、行くことにしたのです。そのときも、結構なアドベンチャーでした。この翌々日のことです。


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その夜は、リパリのテアトロ(劇場)でコメディーを見ました。ほとんどがシチリアの方言で語られたので、ミラノの人たちは6割程度しかわからなかったと言っていました。わたしは、4割。見ていればストーリーは大体わかるし、標準のイタリア語と似ているところもあるので、なんとかなりました。ケチな男が一度死にかけて復活したのに、家族は全く喜ばず。なぜなら、彼は非常にケチな男で、お金をひたすらためていたからです。でも2回目に本当に死ぬまえには、家族にお金を残すことを遺書に書きました。そんな単純なストーリーで、家族や近所の人のほかに、公証人や魔女が出てきました。

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