憧れのヴェローナのアレーナ(屋外劇場)でオペラ、ナブッコを鑑賞!!途中でアンコールが!

ロミオとジュリエットの舞台として、あまりにも有名なヴェローナへは、以前に2度行った事がありました。コロセウムを二回りくらい小さくしたような円形屋外劇場アレーナで夏季に催されるオペラの夕べに、一度は来て見たいと数年前から思っていました。やっと念願がかない、アレーナでナブッコを鑑賞しました。素晴らしい舞台でした。

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オペラは夜の9時15分ぴったりに開始されました。私たちの席は下のアリーナ席ではなかったので、開場になる2時間前から行って席を確保しなくてはなりませんでした。良い席を確保して、パニーノを食べながら開始を待っていました。開場整理の人が来て、もっと詰めろと言ったので、詰めましたが。まさにギュウギュウ、ぎっしりの状態です。身動きなんてほとんどできません。

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この状態でもし、火事なんて起きたら、大変なパニックになって、死者が沢山でるだろうと思いました。開始されたばかりころ、大勢の人たちが小さなキャンドルの火を灯していました。美しいですが、火事の危険性を考えると怖かったです。幸い何事もなく、無事に4幕、4時間のオペラが夜中の1時に終了しました。

ナブッコのストーリは事前に日本語で読んでいたし、ユーチューブで有名な序曲や”我が想いよ、黄金の翼に乗って”というイタリアで第二の国歌とも言われる曲を聴いていきました。日本で何回かオペラを見たときは、舞台の端に翻訳がでていました。ミラノのスカラ座は、客席の背にセリフや歌詞が表示されると聞きましたが、今回はそういうものは一切ありませんでした。

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昔のイタリア語でしかも歌になっているので、外国人のわたしは当然ながら、イタリア人たちもほとんど理解できないそうです。暗闇のなか、携帯の明かりを頼りに台本を読んでいる人も見かけました。かなり大変なことです。一番安い席(21ユーロ)でしたが、舞台はよく見えたし、音もよく聞こえました。もちろん時々双眼鏡で衣装や役者の顔もチェックしました。安い席は、石段席と言って、ローマ時代の石段の上に座るのです。すわり心地は悪いので、みんな座布団を持参か、現地で借りています。石が昼間、太陽を浴びて蓄えた熱のせいで、余計暑かったです。

驚いたのは、有名な曲、”我が想いよ、黄金の翼に乗って”を歌った後、拍手が鳴り止まず、なんとアンコール(ビスと言います。)の声が置き、アンコールに応じてくれたのです。オペラの途中でこんなことがあったのは、初めてでした。イタリア人が愛国心で繋がっているのかと思いましたが、国というより、北イタリアの連帯感で繋がっていたようでした。この話はまた別の機会にいたします。

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45分ごとに休憩が15分あって、4幕で4時間。オペラシーズンが始まったばかりなので、席はほぼ満席。一体何万人がいるのかわかりません。(収容人数は2万2千だそうです。)トイレが少なくて、いつも長蛇の列。席の前後左右に全くゆとりがないので、席から抜け出すのも大変でした。人が密接にくっついて座っているため、暑さは半端なかったです。当然冷たい飲み物が欲しくなります。

飲み物、食べ物は後楽園のように、次々に売りにきますが、値段の高さにびっくりです。水500ミリリットル、普段ならバールで1ユーロほどのものが、4ユーロでした。コーラなどもみな4ユーロでした。1時に終わると一斉にみんなが帰宅しはじめますが、ほとんどの人たちがバスで他の街から来ていました。

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わたしたちはミラノを3時半に出発するプルマンで6時頃にヴェローナに到着して、1時間くらいは街を散歩しました。7時からはアレーナで2時間待って、9時15分から1時までオペラを鑑賞。ミラノに到着は夜中の3時半でした。就寝は4時。かなり大変なことです。イタリア人も一生に一度はやりたいと思っているようですが、かなり大変なのでそう何度もできることでもないようです。(もちろん毎年行く人たちもいます。)

こういうプルマンでのオペラ鑑賞ツアーをやっている旅行会社は沢山あって、チケット込みで60ユーロくらいです。オペラは夜中の1時に終わるので、電車はないし、バスツアーは便利だと思います。みなさんも、チャンスがあったら、是非どうぞ。大変ですが、わたしは大満足しました。


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