イタリアで病気になったらどうするか?外国人旅行者だとちょっと面倒なシステム!

イタリアでは、税金が高いかわりに、医療も教育(高校まで)は無料だと言われています。2010年に1年間住んだ時、幸いに大きな病気にならずにすみました。2,3回、薬局に相談して、皮膚の薬や痒み止めを買ったぐらいです。が、今回ひどい蕁麻疹になり、病院に行くことになりました。

画像



普通のイタリア人は、生まれたときから、掛かりつけの医者が家の近くにいます。まず、その医者のところに行って、症状を話し、診てもらい、専門医のところに行くための予約を取ってもらいます。よく聞く話ですが、その予約が1ヶ月も2ヶ月も先だと言うのです。それじゃ、ちょっと困りますよね。

もちろん、お金を沢山払っても良い人には、有料の私立病院があります。そこなら、話は早いようです。歯医者は全部、普通の健康保険ではカバーされないので、みな高い費用を払って、やってもらうようです。ミラノに住む日本人が歯が腫れて、歯科医に行って、1本治療してもらったら、5万も6万もかかったと聞きました。

2010年に、一度ハチに刺されて、その後わたしがあまりに2度目にあるかもしれないと言われているアナフィラキシーショックの可能性を心配したので、イタリア人の友人の一人が、誰でも予約なしで診てくれる救急病院(プロント・ソコルソ)に連れて行ってくれました。そこは、その患者の緊急性の程度によって、コードを与えるのです。白から赤まであって、白の場合は緊急性がほとんどない場合で、沢山待たされるんばかりか、お金まで払わされます。が、赤の場合は、意識がないとか、ひどい怪我をしているとか、緊急性が高いので、すぐ診てもらえます。

画像


わたしの場合は、グリーンでした。グリーンは、お金は払わなくてもよいが、緊急性がないというものです。友人が、わたしのことを収入のない外国人だと言ってくれたので、そういう意味の仮の診察券を作ってくれました。ところが、3時間待っても、4時間待っても、順番が来なかったのです。それもそのはず、次々に緊急性の高い人が入ってきて、そのたびに後にされるからです。

以前イタリア語学校の先生の一人が面白い話をしてくれました。彼は、大晦日の日に、どういうわけか、指が腫れあがり、プロント・ソコルソに行ったのですが、グリーンにされてしまったため、なんと12時間飲まず食わずで待ち続け、やっと自分の番が廻ってきたときは、腫れがほとんど収まっていたので、逆に医者からなんでこんなことで来たのだと、怒られたそうです。

今回たまたま日曜だったので、グアルディア・メディカという病院に行くことを友人の一人から薦められました。それは、土日祝日など、一般の医者が休みの場合にやっている病院なのです。1箇所ではなく、あちこちにあります。まず、その街のグアルディア・メディカの電話番号を調べ、電話し、症状を話し、今から行っても良いかどうかを尋ねます。そして、良いと言われれば、近くの病院の場所を教えてくれます。

昨日、わたしもそうやって、まず電話し、近くの診察機関を教えてもらい、そこに行きました。ラッキーなことに、2,3人しかいなかったので、20分ほどで順番が来ました。赤くなっている箇所を見せると、すぐ注射をすることになりました。腰のあたりに抗ヒスタミン剤の注射を打ってくれました。書類も書かないし、お金も払わすでした。

そして次の日に皮膚科専門医の診察ができるように紹介状を書いてもらったつもりでした。が、たまたまその日の夜にあった女医をしている友人に事情を話し、書類を見せると、なんとプロント・ソコルソに行けと書いてあったのでした。それで、どうしたよいか彼女に聞くと、彼女が自分の病院に来るように言ってくれました。

翌日彼女と約束した時間に病院に行って、受付に告げると、待たされること泣く、すぐ彼女が来てくれました。部屋の中で診察して、抗ヒスタミン剤の飲み薬を買うための処方箋を書いてくれました。処方箋がないと、薬局で買えるのは塗り薬だけなのです。

なぜか友人には、医者、弁護士、裁判官、大企業の重役、ジャーナリスト、画家、建築家、エンジニアなど有能な人が多いです。お陰で、色々と助けてもらえます。


ランキングに参加しています。皆様のご声援を是非お願いします。皆様のワンクリックが次の記事への意欲に繋がります。↓
にほんブログ村 旅行ブログ イタリア旅行へ
にほんブログ村



"イタリアで病気になったらどうするか?外国人旅行者だとちょっと面倒なシステム!" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント